漢方薬より効く!南米ペルー生まれの薬草、キャッツクローの有効性をご紹介

漢方薬といえば「体にやさしそう」「副作用がなさそう」「体質から改善できそう」というイメージがありますが、その効果に劣らない南米のハーブがあります。

それがキャッツクロー】です。

キャッツクローには漢方より優れた有効成分と即効性があり、免疫系を改善し、疲労回復します。

スタミナとエネルギーを高める作用もあり、過激な肉体労働や精神的疲労を強いられた生活を送らなければならない人々に、絶対的な効果があるのです。

ではキャッツクローのどのようなところが、漢方よりも有効なのかご紹介していきます。

[目次]
01. 漢方薬とは?

02. ハーブとは?
03. 漢方とハーブの違い
04. キャッツクローの仲間カギカズラ
05. キャッツクローに含まれる『アルカロイド』とは?
06. 漢方薬よりも効く!キャッツクローの力
07. アルカロイドだけじゃない!キャッツクローの有効成分

漢方薬とは?

漢方薬は、東洋医学に属する医学で使われるもの。漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品の総称です。

古代中国大陸においては、複数の生薬を組み合わせることにより、ある薬理作用は強く倍増する一方で、ある薬理作用は減衰すること(指向性の強化)が発見されました。

その優れた生薬の組み合わせに対し、有名な「葛根湯」など漢方薬(方剤)命名が行われ、後世に伝えられたものです。

日本では江戸時代幕末までの鎖国による影響で漢方医学が独自の発展を遂げました。漢方薬といえば中国のイメージですが、現場では意外とそうでもないです。

現代では、医薬品医療機器等法が施行されたなどから、漢方薬の成分分析が進んだため、中国では通常処方されない組み合わせでの処方が、行われるようになりました。

薬効効果が高いとされる「日本式の処方」による漢方薬を求めて、中国から買い付けにくるという逆転現象すら起きているほどです。

漢方薬の「方剤(ほうざい)」のほとんどは、植物や動物、鉱物など天然物である、2種類以上の生薬(しょうやく)を組み合わせて作られています。

近年、「なんとなくだるい」「体が重い」というような、西洋医学では病名のつけられない身体的な不調を訴える人々が増加し、医師の間でも東洋医学に対する関心が高まっています。

漢方薬を処方している医師は全体の89.0%という結果があるほど。漢方医学は、世界に向けて誇れる医学なのです。

それでは、漢方薬の概要をお伝えしたところで、ハーブ(薬草)についてご紹介したいと思います。

ハーブ(薬草)とは?

世界的になにかしらの有用性のある植物がハーブ(薬草)と呼ばれました。世界各地で伝承的に使われてきた植物で、

・内服薬・外用薬として利用できるもの。
・防臭・防腐・防虫などに役立つ植物。
・芳香があり、その香りに鎮静作用や興奮作用などがあるもの。

や、西洋では香辛料として、ハーブが料理に利用されています。バジルやパセリ、最近の流行でいえばレモングラスなんて有名ですよね。

ハーブに含まれる有効成分は薬効が強いものが多く、欧州では伝統ハーブの一部が、伝統生薬製剤の欧州指令によって医薬品としても流通しているほど。日本においてハーブは、医薬品医療機器等法で医薬品に分類されないものは、食品に区分されて市販されています。

しかし、【キャッツクロー】や【セント・ジョーンズ・ワート】の様に、国によって自己免疫疾患や、うつ病などの病気に対して、薬として処方される有効性が高いハーブもあるのです。

漢方とハーブの違い

体に優しそうでナチュラルなイメージのある漢方薬やハーブですが、漢方薬とハーブの違いは、まず使われる材料が違います。ハーブは、ほぼ植物のみを使います。

漢方薬は、もちろん植物も使いますが、骨や角など動物由来のもの、化石といった鉱物も使うのでそこが大きな違いとなるでしょう。

さらに、漢方薬は一つの植物だけを使うことがほとんどなく、決まった配合を元に行くつかの材料を組み合わせて使われています。また、漢方薬は医薬品なので、漢方医学の理論を元に処方されます。

医薬品であることから、当然ながら副作用が出ることもあります。

副作用の発現の仕方は、

・服薬する量が多くなったとき
・体に合わない特定の漢方薬を服薬したとき
・アレルギー反応が現れたとき

など、さまざまです。

海外では医薬品として使われているハーブも多数ありますが、日本では、ハーブは個人が自由に使える民間療法のひとつです。

『食品にゼロリスクのものは一つとしてない』というところから、植物由来のハーブでも、医薬品との飲みあわせによって、医薬品の効果を低下させるものもありますので、専門家の意見を元に摂取してください。

病気の予防や初期症状を改善する方法、予防医学の一環としてハーブを使うことがおすすめです。

それでは、最初からオススメしているキャッツクローというハーブについて、ここでさらに深掘りしてお伝えしていきますね。

キャッツクローの仲間、カギカズラ

キャッツクロー(英:Cat’s Claw、学名Uncaria tomentosa)はアカネ科カギカズラ属の植物です。アカネ科はリンドウ目に属する被子植物の科の一つで、草本または低木です。

熱帯に特に多いが温帯にも草本があり、約600属10,000種以上を含む大きな分類群になります。カフェインを含むコーヒーノキなど、アルカロイドを含む種が多いのが特徴です。

実は、海外セレブを始めとした日本のタレント、モデル、アスリートの間でも人気の、スーパーフードの『ノニ』も、キャッツクローと同じアカネ科の植物。

また、カギカズラ属はアジア,アフリカ,アメリカの熱帯・亜熱帯を中心に34種が知られています。実は、日本にもキャッツクローと同じ近縁種の植物が存在しているんです。

カギカズラ(U.rhynchophylla)といい、中国南部にも分布し、日本では千葉県房総半島を北限として南紀、山陽、四国、九州の温暖な山地に自生している、希少な植物です。ちなみに、千葉県では絶滅危惧種に指定されています。

カギカズラの鉤(カギ)は「釣藤鉤」(または「釣藤鈎」、チョウトウコウ、英語:Uncaria Hook)と呼ばれる生薬として漢方薬に使用され、日本薬局方にも収載されているんです。

カギカズラ▲カギカズラ(U.rhynchophylla)▲

鎮痙剤や鎮痛剤として用いられ、成分としては、

・リンコフィリン
・イソリンコフィリン
・コリノキセイン
・ヒルスチン
・ヒルステイン

などのアルカロイドを含有します。かつては、中国から薬種商が買い付けに来たこともあったといわれますが、現在は中国から年間1トンほどを輸入しているのです。

近年、釣藤鈎を含む漢方処方である[釣藤散](釣藤鈎、橘皮、半夏、麦門冬、茯苓、人参、防風、菊花、石膏、甘草、生姜からなる)をアルツハイマー認知症型モデルのラットに投与した実験が行われました。

その結果、有意な症状の改善が見られ、脳血管障害型の痴呆モデルでも釣藤鈎の有効性が報告されており注目を集めています。

キャッツクローに含まれる『アルカロイド』とは?

『アルカロイド』とは、植物などに含まれる複雑な構造をした【窒素含有塩基化合物】のことです。たとえば医薬品で使用され、鎮痛作用を発揮するモルヒネや、コーヒーに含まれるカフェインなどもこのアルカロイドに属します。

アルカロイドの名前の由来は、アルカリとオイドが合成された造語で、オイドには「・・・に似ている」という意味があります。アルカリに似たものということで、「アルカリ様物質」のことを指してアルカロイドという名前になりました。

アルカロイドは苦味を持っており、植物は、動物から自身を防御するために、これらの苦味物質を生産する能力を進化により獲得したと考えられています。

アルカロイドには、強い薬理作用を示すものが多いのですが、キャッツクローには6種類のアルカロイドが含まれています。これらのアルカロイドが、さまざまな病気に効果を発揮するキャッツクローの働きの主役をになっているわけです。

漢方薬よりも効く!キャッツクローの力

そんなキャッツクローですが、実は、漢方薬として使われている、同種のカギカズラにも劣らない多くの有効成分が含有しています。その成分は、多くの学者や医師らの研究によって、科学的・医学的に証明されてきました。

キャッツクローの主要有効成分は、6種類のアルカロイドです。キャッツクロー独自の6種類の『ペンタサイクリックオキシインドールアルカロイド』と言われています。

キャッツクローに含まれる『ペンタサイクリックオキシインドールアルカロイド(POA)』の内容は、

・イソプテロポディン(英:Isopteropodine)
・プテロポディン(英:Pteropodine)
・イソミトラフィリン(英:Isomitraphylline)
・イソリンコフィリン(英:Isorhynchophylline)
・ミトラフィリン(英:Mitraphylline)
・リンコフィリン(英:Rhynchophylline)

です。

ペルーではインカ帝国の時代から使われてきたこのキャッツクローですが、現在では化学の進歩に合わせて、この6種類のアルカロイド一つ一つの薬理効果も研究でわかっています。

[イソプテロポディン(英:Isopteropodine)]は、キャッツクロー特有の成分で、ヒトの免疫力を増強する作用。

[プテロポディン(英:Pteropodine)][イソミトラフィリン(英:Isomitraphylline)][イソリンコフィリン(英:Isorhynchophylline)]は、貪食作用を促進して、体内に侵入した細菌やウイルスを殺し、さらにがん細胞の増殖を抑える働きを持っています。

この貪食作用とは、体内に病原菌や異物が侵入してきたとき、免疫細胞の最初の要である、好中球・マクロファージがそれらを攻撃し、自分の中に取り込み排除する働きを持っています。

病原菌が体内に入っても、それが体内で暴れるのを防いでくいとめることができるんです。(参考は下の図を参照ください)

[イソリンコフィリン(英:Isorhynchophylline)]には、神経節のブロック作用、副交感神経の感覚伝達の高揚効果もあります。

[ミトラフィリン(英:Mitraphylline)]には、利尿作用があり、リンコフィリン(英:Rhynchophylline)]は、中国漢方として研究されており、細菌などの繁殖や血小板の凝集を抑制、さらに血栓を予防する効果のあることが分かっているんです。

また、イタリアの研究結果から、リンコフィリンは血圧を下げ、血液の循環を促すとともに、動脈壁のプラーク形成(動脈硬化の原因となるもの)を抑制し、さらに脳血管や心臓血管、動脈の血液が凝固するのを抑えることも明らかになりました。

このように、キャッツクローに含まれている[ペンタサイクリックオキシインドールアルカロイド(POA)]には、私たちの体にさまざまな有益効果があることが分かっています。

こういった化学的証明の背景もあり、キャッツクロー は世界保健機関(WHO)からその有用性を認められているのです。

アルカロイドだけじゃない!
キャッツクローの有効成分

キャッツクロー主役の有効成分は、キャッツクロー独自の成分である『ペンタサイクリックオキシインドールアルカロイド(POA)』ですが、そのほかにも、たくさんの有効成分を含んでいます。

例えば、以下のような成分です。

・キノビック酸グルコシド
・プロアントシアニジン
・植物ステロール

『キノビック酸グルコシド』は、強い抗ウイルス作用があり、『トリテルペン』には、抗酸化作用・抗腫瘍作用・抗潰瘍作用・抗炎症作用・抗アレルギー作用があり、免疫細胞の一種であるキラーT細胞の数を増加させる作用もあります。

『プロアントシアニジン』は、最も強い抗酸化作用を持つ生体フラボン類の仲間です。ビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍以上の活性酸素除去作用があり、ビタミンCの吸収を高め、抗アレルギー、抗腫瘍、抗炎症作用をもつとともに、低血圧改善効果があるんです。

『植物ステロール』は、コレステロールレベルを制御する作用や、抗炎症作用があり、ホルモンを作り出す前駆物質としても知られています。また、疲労回復効果、持続力増強(スタミナ向上)の働きがあります。

キャッツクローには様々な有効成分が複合的に含まれ、これら6種類のペンタサイクリックオキシインドールアルカロイドと他有効成分が一緒に作用すると、さらに優れた相乗効果を発揮することが分かっています。

キャッツクローに副作用が見られないというのも、この様々な成分の働きによって、バランスの取れた効果がもたらされるからです。

化学的に合成して作られた薬と、天然物であるキャッツクローの違いは、このような複合的な相乗効果をキャッツクローだけで得ることができるということです。キャッツクローはこれまでのハーブには見られないほど、私たちの健康づくりに役立つ効果を発揮してくれるものなのです。

とはいえ、同じキャッツクローでも飲んではいけないものも存在しますので、また別の機会にご紹介します。

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