近代の健康ブームでドラックストアやコンビニエンスストアには、実に多くの【健康食品】が溢れています。
今、日本では健康食品の市場規模は1兆5000億円を突破し、ビジネスとして大きく拡大している一方で、企業の商品を売るための販売広告や、多くの情報が交錯しています。
健康を守るためには、このような氾濫した情報に振り回されることなく、本当に自分にあった健康食品を、安心して使えることが必要になってきています。
本来、健康はお金をかけずに手に入れるものです。
しかし生活バランスが崩れ、健康に不安を覚えると、健康食品を使い、健康を守りたいと思うことが多いのではないでしょうか。
自分にあった品質の良い健康食品を使うことは、忙しい現代人にあった健康を守る1つの方法として有益なものです。
では、自分にあった商品を探すための条件とはなんなのでしょうか?
今回はその条件と、おすすめのサプリメントをご紹介していきます。
項目は以下の通りです。
01.健康食品の考え方
02.本当に効くサプリメントを選ぶ条件とは
03.免疫力に効くサプリメント製品
04.自分の健康は自分で守る時代
健康食品の考え方
近年、健康に対して関心が高まっています。
日本は、平均寿命が延びて、生活習慣病などの病気が増加し〈年齢を重ねても、健康に過ごしたい〉と考える方が多いのです。
健康食品を使用する目的で最も多いのが、【健康維持・増進】というところからでも、いかに健康な状態を維持し、今以上に健康になろうと考えている方が多いのかが伺えます。
また今日本では、2015年に始まった〈機能性表示食品〉を販売できるようになったことや、2017年の新税制〈セルフメディケーション税制〉が開始されるなど、国を挙げて【自分で自分の健康を守りましょう】という流れになってきています。
〈機能性表示食品〉とは、事業者の責任において、【おなかの調子を整える】【脂肪の吸収を抑える】などの、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品のことです。
このような商品は、販売の60日前までに安全性及び機能性の根拠に関する情報を消費者庁長官へ届け出るだけで、表示できるようになるのです。
この制度で、この商品が何に効果があるのかを明確にすることで、消費者の方が悩んでいる症状を改善できると考え、商品をを購入しやすいようになりました。
また、2017年1月から始まった、新税制〈セルフメディケーション税制〉は、OTC医薬品(薬局・ドラッグストアで購入できる医薬品)の年間購入額が12,000円を超えたら適用される制度です。対象医薬品は1,500品以上と幅広く適用されるのです。
この政策の背景には、高齢化社会が加速している日本で、医療費が膨れ上がり、税制を圧迫していることが大きな要因です。
この政策の目的は、なるべく病院にかからずに、日本国民個人が自分で薬や疾病の勉強をして、自立して健康管理をしましょうということなのです。
このように、自分の健康は自分で守るための思考が高まり健康食品に注目が集まっている日本ですが、実はアメリカで20年前にすでに〈機能性表示商品制度〉を施行し、【セルフメディケーション:自分の健康は自分で守る】考えが、根付いています。

そのために、アメリカの成人人口の3分の2がサプリメントを摂取しています。
アメリカでは療費が高額なため、大抵の不調はドラックストアで市販薬を購入し、自分で治すのが普通なのです。
また病気にならないよう、サプリメントを家庭に常備し、日常の健康管理に利用しているのです。
このように、サプリメント大国アメリカでは、サプリメントの需要が非常に高いので、サプリメントの位置付けも、日本とは異なります。
アメリカには、DSHEA法(栄養補助食品健康教育法)という法律があり、サプリメントは医薬品と食品の中間にい位置付けられています。
その定義は、【ハーブ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養成分を1種類以上含む栄養補助のための製品】で、商品のしっかりとした情報開示が義務付けられているのです。
消費者が一目で有効性、安全性を確認できるようパッケージなどに明示しなくてはならず、メーカーも消費者にきちんと理解してもらえるよう、積極的に臨床実験の結果を公表しています。
このため、怪しい商品や企業は排除され、品質の良いサプリメントが多いのです。
日本では、健康食品はあくまでも【食品】に位置付けられているため、定義される法律もなく、メーカー側の不都合な情報は効果しなくても問題ありません。
企業の広告ばかりを一方的に聞かされている今の環境では、自分で情報を判断して、賢く商品を選ばなければならないのです。
では、私たちの体に本当に効果のあるサプリメントはどのように選べばいいのでしょうか?
本当に効くサプリメントを選ぶ条件とは
アメリカのサプリメントは品質の良いものが多いのですが、中には粗悪品ももちろん含まれています。
英語が苦手な方や、商品自体輸入すると関税がかかったり、摂取した後アフターフォローの問題などがありますよね。
そこで、やはり信頼できる【made in japan】を選びたいと思う方が多いのではないでしょうか?
日本製の安心して摂取できるサプリメントを選ぶ条件は、
△情報開示性:原材料、原産地、加工地が消費者に開示され明らかであるか
△安全性:国内製造ならGMP基準を満たしているか
△品質:基剤や賦形剤などの余分な成分を極力使っていないか
です。
サプリメントは基本的に食品なので、医薬品と違い品質にばらつきが出てしまうこともあります。
この製品の品質のバランスを防ぐために、GMP省令という法令があります。この法令は、Good Manufacturing Practiceの略称で、適正製造規範という意味です。
これは、原料の受け入れから最終製品の出荷にいたるまで、適切な管理組織の構築および作業管理(品質管理、製造管理)の実施と、適切な構造設備構築により、品質と安全性の確保を図るシステムなのです。
分かりやすくいうと【誰が作業しても、いつ作業しても、必ず同じ品質・高い品質の製品を作るために、行うべきことを決めたルール】がGMPなのです。
GMPは法律的な要件です。医薬品を作る製造工場は、このGMPの取得が義務づけられています。
サプリメントは食品ですが、このような徹底した品質管理を実施している製造工場で製造されているものは、品質や成分にばらつきが少なく、安心安全に摂取するための指標になるのです。
また、
・原材料、原産地、加工地が分かりやすく消費者に開示しているもの。
・サプリメントを作る工程で錠剤に成形する際に使われる賦形剤と呼ばれる添加物(乳糖、デンプン、デキストリンなど)を、極力少なくし、サプリメントとして摂取してもらいたい成分がきちんと配合されているもの、また、その配合が分かりやすく開示されているもの。
が、品質の良いサプリメントを見極めるために必要な条件なのです。
そして、メーカー側がその内容成分をしっかり消費者に開示しているというものが、一番のポイントになります。
繰り返しにはなりますが、サプリメントは食品です。
法律的には、メーカー側が内容成分を開示する義務はないのですが、自主的にサプリメントの内容をしっかり消費者に伝えようとしている企業は、内容物に問題はなく、自信を持って製品を製造している証拠になります。
またサプリメントは、身体の状況に合わせて、症状に適したものを選ぶ必要があります。
身体に良さそうだからと、なんとなく飲むのではなく、栄養成分とその効果が自分の症状にあっているのかを、しっかり見極めましょう。
今回は、健康維持・増進の要である、免疫力の向上に効果のあるサプリメントを数点ご紹介します。
免疫力を向上することで、自分の健康を守ることにつながります。
免疫力については、こちらの記事をご覧ください。
→ 免疫力とは?
免疫力に効くサプリメント製品
ここで、品質のよい免疫力向上に特化したサプリメントをご紹介します。
あなたの健康の維持や、増進に役立ててください。
トランジックス株式会社
快活革命 猫葉草吉
猫葉草吉
安心のGMP工場で製造されており、免疫力向上のための新素材〈キャッツクロー 〉を10倍濃縮し、免疫力の70%を担う、腸内環境改善にもアプローチできるサプリメントです。
さらに、医療雑誌にも取り上げられ、内容成分は第三者の科学的なエビデンスがある素材を4種類以上配合した製品なので、安心して摂取できます。
キャッツクロー には、さまざまな薬理効果がありますが、代表的な効果には、WHO(世界保健機関)も認めた、副作用のない抗炎症作用があり、また免疫細胞を活性化してくれる即効性効果も合わせもっています。
山田養蜂場
酵素分解 ローヤルゼリーキング
ローヤルゼリーキング
本社がGMPを取得しており、徹底した品質管理と情報開示を積極的におこなっています。
また、40種類以上の栄養素に加え、大豆イソフラボンや亜鉛を含み、ローヤルゼリーの酵素を分解させ、体内に吸収されやすくなっています。
ローヤルゼリーは、ウイルスなどの病原体から、身体を守るための抗体を増加する作用があるため、風邪の予防対策に適した効果があります。
マクロフューチャー株式会社
植物発酵LPS マクロ元気
http://macro-genki.shop-pro.jp/?pid=99179828
特許成分である、リポポリサッカライド(LPS)と難消化デキストリンを配合したサプリメントです。
免疫細胞であるマクロファージを活性化し、免疫力を向上してくれる効果があります。
またリポポリサッカライド(LPS)は、さまざまな書籍などで、紹介されている栄養素で、特許元の自然免疫応用技研株式会社では、しっかり科学的にエビデンスを持っています。
衛生面にもこだわり、カビや品質の劣化を防ぐために、個包装にしています。
自分の健康は自分で守る時代
今やサプリメントはどこにでもあり、すぐに手に入る時代になりました。
多くの商品が溢れ、市場規模も拡大する一方で、粗悪品や不当な価格で販売されているものも少なくありません。
そもそもは、自分の健康は自分で守るものです。
その中でサプリメントは、手段の一つとして、忙しいあなたの健康を守るお助けマンなのです。
しかし、選ぶものを間違ってしまうと、せっかく健康になるためにお金を出して飲んでいるのに、健康を害する可能性すら持ち合わせています。
すでになんらかの病気でお薬を飲んでいる方も、かかりつけの医師や薬剤師に相談し、飲み合わせにも注意しなければいけません。
このような混沌とした状況では、あなたが自分に必要なサプリメントをはじめ、健康食品をしっかり見極めることが重要です。
正しい知識で、きちんと効果のある、あなたのためのサプリメントを選びましょう。
コメントを残す