改善したい症状に合わせた乳酸菌の選び方

乳酸菌 種類

私たちの体に有効な乳酸菌

その種類はたくさんあり、乳酸菌の種類により改善できる症状が違うことは知っていましたか?

あなたの悩みに合わせた乳酸菌の選び方をご紹介していきます。

項目は以下の通りです。

01.腸と健康の関係とは?
02.腸内細菌って何?
03.善玉菌の代表【乳酸菌】
04.症状別であなたに合った乳酸菌をとろう
05.乳酸菌をとって免疫力を向上しよう

01.腸と健康の関係とは?

腸と健康体内に侵入した外敵を排除する【免疫細胞】

あなたは、腸にこの免疫細胞が、70%存在していることをご存知ですか?

人の小腸の内壁には、〈絨毛(じゅうもう)〉と呼ばれる突起がありますが、その間には、パイエル板というドーム型の器官があり、体内に侵入した、ウイルスや細菌を察知する役割があるんです。

ここで敵を察知して、免疫細胞が働き、体に害を及ぼすウイルスや細菌の侵入を防いでくれるのです。

このような腸の免疫システムは、大腸にも存在し、大腸内に住んでいる【腸内細菌】の働きにより、免疫システムを正常に保っているんです。

この腸内の免疫システムが、様々な要因により、正常に働くことができなくなると、

・風邪をひきやすくなる
・疲れがとれにくくなる
・花粉症などのアレルギー症状がひどくなる
・コレステロール値や血圧が高くなる
・太りやすくなる
・ガンにかかりやすくなる

などなど。
様々な体の不調が現れることが、分かってきています。

腸の働きを正常化することは、体を守る【免疫細胞】を正常に働かせることにつながるのです。

そのため腸の働きは、私たちが健康に過ごすためには、なくてはならない存在なのです。

02.腸内細菌って何?

腸内細菌腸の働きを左右させるのは、腸に住んでいる【腸内細菌】が大きな役割を担っています。

腸内細菌は大部分が大腸に存在しています。
腸内細菌は、文字通り【細菌】なので、通常であれば、免疫システムが働き排除される対象となるんです。

しかし、私たちの体には免疫寛容(めんえきかんよう)という仕組みがあり、
自己抗原(腸内細菌)に対して免疫反応が起こらない、もしくは抑制される仕組みのことをいいます。

ヒトをはじめとする哺乳(ほにゅう)類が進化とともに獲得してきたしくみで、自己抗原に反応して攻撃しようとする自己反応性T細胞や、自己抗原に対して自己抗体をつくり出すB細胞を、成熟する過程で取り除く、
もしくは不活性化して不応答状態にするという巧みな仕組み私たちの体には備わっているんです。

この腸内細菌は、腸内に約3万種類存在し、100兆-1000兆個が生息し、1.5kg-2kgの重量にもなるんです。

わたしたちの顔が異なるように、その種類の構成パターンにも個性があります。


実は、あなたの腸内細菌の構成パターンは、母親から受け継いでいるんです。

胎内にいるときは無菌状態なのですが、出産時、産道を通るときに母親から細菌を受け継ぎ、そのあと、空気や他人との接触、食べ物により、さまざまな細菌が体内に入りあなたの腸内細菌パターンを形成していきます。

そして、腸内細菌は大きく分けて〈善玉菌〉〈悪玉菌〉〈中間菌〉3つの種類に分けることができます。

〈善玉菌〉は、体に有益な働きをする腸内細菌のことです。
一方〈悪玉菌〉は、体に有害な働きをする腸内細菌で、〈中間菌〉は、【日和見菌】と呼ばれ、善玉菌と悪玉菌のうち、働きが優勢な方につく性質があるんです。

健康な人の腸内細菌のバランスは、
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7
となっています。

このため腸の働きに大事なのは、善玉菌の働きを活発化させ、日和見菌を善玉菌の味方につけることなのです。

03.善玉菌の代表【乳酸菌】

乳酸菌腸内で働き、腸内環境を良好に保つための善玉菌ですが、その代表が、【乳酸菌】です。

乳酸菌が体に良いことは、あなたもご存知かと思います。

この乳酸菌には、様々な種類があり、400種類以上が発見されています。

この乳酸菌は、ブドウ糖から乳酸を産生し、この乳酸が腸内を酸性に傾けることで、元々住んでいる善玉菌の量を増やしたり、免疫細胞を活性化させたりするなど、体にとって良い働きをすることが分かっています。

乳酸菌を増やすには、口から乳酸菌を摂取することが有効なので、ヨーグルトや発酵食品などを摂ることが効果的です。

しかし、乳酸菌を一度食べたからといって、乳酸菌が増えるというわけではないんです。

実は、口から摂取した乳酸菌はそのまま腸に住み着くというわけではありません。

口から摂取した乳酸菌は、腸内に数日止まったのちに、便として排出してしまうのです。

では、どんな働きをするのでしょうか?

口から摂取した乳酸菌の役目は、
【腸にもともといる腸内細菌の善玉菌】活性化させることです。

腸に数日留まる間に、乳酸菌はしっかりと働き、
善玉菌同様に、乳酸を産生し、腸内を酸性にすることを助けます。

そのため、腸内の悪玉菌が増えるのを抑制したり、
善玉菌の増殖を促進し、活性化するのを助けてくれるのです。

このようなことから、
乳酸菌は、毎日摂取し続ける必要があります。

また乳酸菌は、その種類によって、私たちの身体にもたらす効果がそれぞれ異なるのです。

そのため、乳酸菌もたくさんの種類のものを摂取することが、元から棲んでいる善玉菌を多く活性化し、私たちに多くの健康効果を示してくれるのです。

04.症状別であなたに合った乳酸菌をとろう

乳酸菌のそれぞれの効果を見極め、自分の目的にあった乳酸菌を選んで摂取することで、あなたの健康を守ることにつながります。

では、症状別の各種乳酸菌の効果をご紹介していきます。

便秘予防と解消

実は、善玉菌として用いられる菌のほとんどに整腸作用があります

便秘予防と解消効果のある代表的な菌は次のような菌になります。

△ガセリ菌SP株
もともと日本人の腸内に棲んでいる菌で、おもに小腸に存在しています。
お腹まで生きたまま到達し、整腸作用を発揮します。

△ブルガリア菌
ヨーグルトなどの乳酸菌飲料に含まれていることが多く、摂取後腸を通過する時に、整腸効果を発揮します。

免疫力の向上

善玉菌の免疫力向上効果は、さまざまです。

菌体自体が直接免疫細胞に作用したり、乳酸菌が作り出した有機酸などの物質が、免疫を細胞を活性化させたりと、そのメカニズムは菌株によって異なります。

免疫細胞を活性化させる効果のある代表的な菌は次のような菌になります。

△R-1乳酸菌
ナチュラルキラー細胞を活性化させる多糖体(EPS)を産生する菌です。
佐賀県有田町の実験で小学生のインフルエンザ感染率を下げた研究成果によって一躍有名になりました。

△フェカリス菌
加熱殺菌済みで用いられ、1gあたり7.5兆という圧倒的な菌の数が特徴です。
菌体が直接免疫細胞に作用し、免疫力を向上させます。

△乳酸菌シロタ株
胃液や胆汁などの消化液に強く、生きたまま腸に到達するのが特徴です。
整腸作用により、免疫力をアップする効果が期待できます。

△アシドフィルス菌L-55株
乳幼児の腸内から発見された菌で、様々な効果が期待できるのが特徴です。
腸に生きたまま到達し、腸内で長く留まり、増殖することが期待できます。

ダイエット

大腸ではバクテロイデスという菌がもっとも優勢ですが、クロストリジウム、ラクトバチルスなどが属するファーミキューテス門の菌が優勢になると食事からのエネルギー吸収率があがり、太りやすくなるというデータがあります。

善玉菌やプレバイオティクスを摂取して、大腸内のビフィズス菌の割合を増やし、ファーミキューテス門の菌を相対的に減らすことができれば太りにくい体質になる効果があるのです。

ダイエット効果のある代表的な菌は次のような菌になります。

△ガセリ菌SP株
もともと日本人の腸内に棲んでいる菌で、おもに小腸に存在しています。
お腹まで生きたまま到達し、整腸作用を発揮します。

△フェカリス菌
加熱殺菌済みで用いられ、1gあたり7.5兆という圧倒的な菌の数が特徴です。
菌体そのものが有効成分として働き、同時に整腸作用を促し、太りにくい体質への効果が期待できます。

△ラムノーザスLGG乳酸菌
世界50カ国以上で利用される菌で、腸管への付着性が強いのが特徴です。
抗肥満作用があるため、体脂肪の低下にも期待ができます。

コレステロール値低下

乳酸菌の菌体とコレステロール・胆汁酸の結合によって、コレステロールの排泄を促進します。
このような善玉菌の作用によりコレステロール値が低減されると考えられています。

コレステロール値低下作用のある代表的な菌は次のような菌になります。

△ラムノーザスLGG乳酸菌
世界50カ国以上で利用される菌で、腸管への付着性が強いのが特徴です。
抗肥満作用があるため、体脂肪の増加を招くコレステロールの低下が期待できます。

△フェカリス菌
加熱殺菌済みで用いられ、1gあたり7.5兆という圧倒的な菌の数が特徴です。
人での内臓脂肪の低減や生活習慣病への効果が報告されています。

△アシドフィルス菌
乳幼児の腸内から発見された菌で、様々な効果が期待できるのが特徴です。
腸に生きたまま到達し、腸内で長く留まり、コレステロールの排出に効果が期待できます。

肌荒れ改善・アンチエイジング

乳酸菌の効果で、肌の乾燥を改善し、皮膚の弾力性をアップさせ、肌荒れを改善することで、アンチエイジングにつながります。

肌荒れ改善・アンチエイジング効果のある代表的な菌は次のような菌になります。

△サーモフィラス菌
ヨーグルトの本場ブルガリアで伝統的に使われてきた乳酸菌です。
肌の乾燥を改善し、皮膚の弾力性をアップさせます。

△クレモリス菌
粘り成分を多量に作り出す菌で、消化液に分解されず、生きて腸まで届きます。
アトピー性皮膚炎などの肌荒れに効果が期待できます。

05.乳酸菌をとって悩みを解決しよう

乳酸菌を日常的に摂取すると、活性化した善玉菌の複合的な作用から腸内フローラ・腸の活動が正常な状態になり、便秘をはじめ、様々な症状が改善されます。

また、オリゴ糖や食物繊維などのプレバイオティクス食品も組み合わせて摂取すれば、さらなる効果が期待できます。

プロバイオティクスとプレバイオティクスを併せて摂取することはシンバイオティクスと呼ばれます。

善玉菌として用いられる菌のほとんどに整腸作用があると思いますが、その中から日々摂取しやすく自分の体質にあった菌を見つけることが大切なんです。

また、乳酸菌の効果は良くも悪くも穏やかなことが特徴です。
毎日続けて摂取することで、あなたの改善したい症状に効果的に働くことができます

そのため、乳酸菌を効果的に摂取するために、自分の目的に合わせて効率よく摂取することができるサプリメントを活用することで、効果を大きく実感できるでしょう。

あなたも今から乳酸菌生活を初めて、健康的な毎日を送りましょう。










 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です