生命の源!【ミトコンドリア】の活性化で老化知らずの身体に!

細胞

あなたは【ミトコンドリア】を生物の授業で勉強したことがあるかもしれません。
このミトコンドリアは私たちが生きる上で重要な働きをしています。

しかも、このミトコンドリア。

私たちの生命を維持するだけではなく、疲労や老化に深く関係しているんです。
ミトコンドリアを活性化することは、いつまでも若々しく健康に過ごすために、とても大切です。
ミトコンドリアの働きと、活性化させる方法をご紹介します。

項目は以下の通りです。

01.ミトコンドリアって何?
02.ミトコンドリアの働き
03.老化の原因はミトコンドリアにあった!
04.ミトコンドリアを活性化させるには?
05.ミトコンドリアを元気にして、エネルギッシュな毎日を!

01.ミトコンドリアって何?

ミトコンドリア私たちの身体は、およそ60兆個の細胞からできていると言われています。

この細胞の1つ1つ、全ての細胞の中に、【ミトコンドリア】は存在しているんです。

ミトコンドリアは私たち人間に限らず、動物・植物・菌類などありとあらゆる生物の細胞中に存在しています。

このミトコンドリアですが、今でこそ私たちの細胞に欠かすことのできないものですが、そもそもは、独立した別の生物だったと考えられているんです。

はるか昔、まだまだ人類が誕生していない頃に、原始真核生物のなかで共生することにより、生き残り進化していったのが今の細胞の形というわけです。

また、細胞の種類により、ミトコンドリアの数は違います。

もっとも多いのは、心筋・脳の神経細胞(ニューロン)で、一個の細胞に5000個ものミトコンドリアを持っています。

1つの細胞の10〜20%はミトコンドリアが占めているんです。

ミトコンドリアは、学校の教科書ではひょうたんのような形をしている細胞内小器官ですが、実際はひものような形をしていて、分裂したり融合したりと、かなりダイナミックな動きをしており、糖質・たんぱく質・脂質の代謝をつかさどっています。

そして、ミトコンドリアは私たちの【健康】を守るために、大切な働きをになっています。

私たちが今生きていられるのはミトコンドリアのおかげで、【生命】を守るためには、もっとも大切なものと言っても過言ではないんです。

私たちは、食べることと呼吸をすることで生命維持や活動するためのエネルギーを体内で生産しています。

そのエネルギーを生産してくれているのがミトコンドリアなんです。

02.ミトコンドリアの働き

ミトコンドリア働きミトコンドリアの主な働きは、食べ物から得られる栄養素と呼吸から得られる酸素を原料に、私たちの身体を動かす源となるエネルギー【ATP(アデノシン三リン酸)】を作り出すことです。

人間が食べた糖質・たんぱく質・脂質は、すべてミトコンドリア内で水素が取り出され、そのエネルギーをATPや熱に変換しています。

代謝は私たちにとって、生きるために重要な働きであり、代謝がまわらないと、生命維持ができません。

この代謝で生まれるエネルギー物質ATPは、体内で作り出されるATPの90%以上をミトコンドリアが作ってくれているんです。

このATPが細胞に供給されるおかげで、私たちの身体は動かせています。

また、エネルギーをつくるミトコンドリアの数が、細胞中に多ければ多いほど、多くのエネルギーを持続的に作ることができるんです。

そして、エネルギー物質ATPですが、実は様々な働きを有することが最新の研究で分かっています。

それは味覚と関係することや、GABAという精神安定をもたらすアミノ酸の分泌を促進するなどの働きがあります。

さらに、血糖値を下げるインスリンというホルモンの分泌にも関わっているんです。

ATPが不足すると、味覚が低下あるいは変化し、元気がなくだるくなり、精神が不安定になります。

血糖値の下がりも悪くなる可能性もあり、糖尿病になってしまう可能性があります

例えば、妊娠の際は、胎児に栄養素がいきわたり母体のATP産生が低下します。

その結果、味覚異常、だるい、つわり、マタニテイーブルーなど精神不安の状態のとなります。

これは、10か月で3kgもの赤ちゃんを、お腹の中で育てるのに多くのATPが必要になるためです。

このように私たちが生命維持を行うのに欠かせることができないミトコンドリアですが、逆に働きすぎるとマイナスな点もあるんです。

例えば、激しい運動で心臓が懸命に働くと、心筋のミトコンドリアは必死にエネルギーを作り続け、その結果疲弊してしまいます。

そうなると、例えば心筋梗塞や熱中症による意識障害など、命に関わる状態に陥ってしまうんです。

さらに、私たち人間は短時間にたくさんの糖質・脂質・たんぱく質を摂取すると、代謝の交通渋滞が起こります。

それによりミトコンドリアがせっせと働き、大量に発生したエネルギーは、各細胞に送られますが、処理できない分のエネルギーは、脂質として一時的に蓄えられてしまうんです。

これが続くと、目に見える脂肪となって、私たちの体形を変化させ、おなかやお尻が出てしまい、肥満になるほか、メタボリックシンドロームなどの病気の可能性を高めてしまいます。

また、エネルギーを産生するミトコンドリアは、細胞分裂を抑える働きを持っており、低体温・低酸素の環境では、その働きが抑制されます。

これは、どんなに健康な人でも1日に5000個発生しているといわれる、【がん細胞】を増殖させてがん化させてしまう原因となるんです。

さらに発生したがん細胞には、極端にミトコンドリアの数が少ないことがわかっています。

この低体温・低酸素の状況では、ミトコンドリアの働きを抑制し、ガンをのさばらせてしまうことにつながってしまうということなんです。

03.老化の原因はミトコンドリアにあった!

加齢ミトコンドリアは歳を重ねるにつれ、細胞内の量が次第に減っていきます。

さらにミトコンドリアには、質の良いものと、質の悪いものが存在していて、加齢・悪い生活習慣などで質の悪いミトコンドリアが増えていくんです。

その結果、私たちの老化スピードに大きく影響を及ぼすことになります。

ミトコンドリアが体内細胞内で不足したり、ミトコンドリアの質が悪くなると、作られるエネルギーが低下します。

少ないエネルギーは、生きるためにどうしても必要な部分である【呼吸・体温調節など】に優先的に使われます。

この結果、若さを保つために働いている老化防止機能や、遺伝子の修復などを行う長寿システムにエネルギーが十分に回すことができなくなり、このようなシステムがうまく機能しなくなってくるんです。

この流れが、老化の原因となるばかりではなく、ガンなどの病気に繋がっていきます。

最新の研究によれば、ミトコンドリアの生み出すエネルギーの低下が、認知症の原因の1つとなっていることも明らかになってきているんです。

つまり、ミトコンドリアの質と量を増やすことにより、私たちはエネルギーを作る能力を向上させることができます。

そして、エネルギーを増やすことができれば、体力・持久力がアップするだけではなく、年齢を重ねても若々しく、健康な身体を維持するための免疫力をアップさせることが可能になるんです。

04.ミトコンドリアを活性化させるには?

ミトコンドリアミトコンドリアを活性化させるためには、まずミトコンドリアの働きを阻害するカロリー過剰・水銀・鉛などの有害金属・炎症・トランス脂肪酸などをさけることが重要です。

身体に悪いものを身体の中に入れないという習慣をつけることが大切になります。

また、野菜や果物食などからミトコンドリアを守るSOD(細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素)を増やすことや、カロリー制限・運動もミトコンドリアを活性化します。

では、エネルギーの源【ミトコンドリア】を活性化させるための方法を詳しくご紹介していきます。

①ミトコンドリアを元気にする栄養素を補給!

ファイトケミカルミトコンドリアを活性化する栄養素は、

・ビタミンB群を中心としたビタミン

・ミトコンドリアを酸化の害から守る抗酸化ビタミン・ミネラルなど(ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・αリポ酸・Lカルニチン・コエンザイムQ10・マグネシウム・鉄・カルシウム)

・ブドウの皮やピーナッツの薄皮に存在するポリフェノールの一種(レスベラトロール)

などの栄養素を多く取り入れる食生活をしましょう!

②ややきつめの有酸素運動で活性化!

ランニング有酸素運動とは、酸素を使い脂肪を燃やす運動です。

ランニングなどが有名ですが、仮に1時間、通常のランニングをするとき、身体は脂肪燃焼を始める有酸素状態になるまで、30分かかるんです。

ということは、初めの30分は脂肪が燃焼するまでの準備時間ということになります。

短時間の内に身体を有酸素状態に入るコツは、

⑴初めに30秒小走りで走り、心拍数をあげる。

⑵脈が整うまで1分歩く。

この繰り返しを5分間ほどすることです。

その後、30分程度ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行うとより効果をあげることができます。

また、エネルギー源が不足した状態で運動することで、より多くのエネルギーを必要だと感じ、ミトコンドリアの量を効率よく増やすことができるんです。

運動前には、なるべく食べ物を食べずに行いましょう。

③プチ断食でエネルギーが増える!

断食ミトコンドリアを増やすためには、空腹の状態がもっとも効果的ということがわかっています。

週に1〜2日だけ、いつもの食べるカロリーの3割程度を減らし、その後は徐々に食事量を元に戻すといった【プチ断食】は、身体の調子全体を整えることにも効果を発揮します。

また、いつもの食事でも【早食い】は、老化の原因である活性酸素をミトコンドリアから作りだしてしまう原因となってしまうんです。
食事の際は、一食30分以上かけるつもりで、ゆっくり食べましょう。

また、体に悪いものを避け、いいものを摂り、いいライフスタイルを続けることが、ミトコンドリアを活性化して、健康に長生きをする秘訣です。


さらに、男女でもミトコンドリアを活性化させる方法は異なります。

男性の精子は活発に細胞分裂を繰り返しているため、時々息の切れるような運動を行い、筋肉を鍛えることで、ミトコンドリアを増やし、要所要所適度に身体を冷やすことで、免疫力をあげる方法が適しています。

しかし、女性の卵子は胎児期には、酸素不足の中ですでに分裂しており、誕生後は卵子を成熟させることが大切です。

そのため、身体を冷やさず、温めることがとても重要です。

ミトコンドリアが最適の状態で機能できるように、ひとりひとりに合った方法で調節していくことが大切なんです。

05.ミトコンドリアを元気にして、エネルギッシュな毎日を!

健康長寿ミトコンドリアを元気にすることで、身体のエネルギーが増え、老化や病気に負けない身体を作ることができます。

自分の細胞の働きを知り、それを活性化させることで、毎日の健康生活を積み重ね、10年、20年と長生きし、有意義な人生を送りましょう!

 

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