あなたは腸内細菌と血液型に関係があることを知っていますか?
私たちの身体の体内血液には大きく分けて、
・A型
・B型
・O型
・AB型
の4種類の<血液型>に分類されます。
あなたもよく知っている血液型ですが、血液型の分類は、赤血球をおおう<糖鎖ーとうさー>と呼ばれる物質の構造の違いから来ています。
この分類により、血液型が決定します。
実は、この血液型というものは、腸内細菌と深く関係することが分かっているんです。
また、それぞれの血液型に合った<腸活法>が存在します。


私B型なんやけど、B型の腸活に合う食材があるって事??

血液型によって、かかりやすい病気などがあるので、それぞれの腸活の方法も違ってくるんです!

今回は、血液型別でわかる身体の性質や腸を活性化する食品をご紹介していきます。
項目は以下の通りです。
01.人類の血液型は腸内細菌によって作られた!?

人が誰しも持っている<血液型>は、腸内細菌によって作られたと言われています。
実は、私たち人類だけではなく、植物もこの血液型を持っており、その多くはO型やAB型とされているんです。
ちなみにA型はツバキやブナ、B型はツゲといったごく限られた植物にのみ見られます。
人間はA・B・AB・O型と4種類ありますが、他の動物・霊長類の中で同様なのは、オランウータンやチンパンジーとヒヒだけです。
この血液型の分類は、血液中に含まれる<赤血球>を覆っている【糖鎖(とうさ)】と呼ばれる物質の構造の違いからきています。
この糖鎖は、たんぱく質や脂肪と結合し、細胞の表面にくっついている物質です。
こう聞くとなかなか難しいですが、わかりやすくいうと糖鎖は、細胞をおおっている服のようなもので、服が1つ変われば雰囲気が変わるように、構成する糖が1つ異なるだけで、細胞の性質が違ってくるんです。
この違いが、血液型として分類されるわけです。
そして、私たちの腸に住んでいる腸内細菌。
一見、血液型とは無縁ですが、実はこの腸内細菌にも先ほどご紹介した糖鎖があり、それぞれがA型物質、B型物質を持っています。
この腸内細菌は人類が誕生する前から存在していて、しかも人類が現在の姿に進化するより以前に、既に腸に棲んでいたといいます。
どういうことかといえば、腸内細菌の中でも多くを占める大腸菌は、A型の物質やO型の物質を持つものなど、人間のように分かれているんです。
100兆個以上いるといわれる腸内細菌も、それぞれがA型やB型といった物質を有しています。
つまり、これら腸内細菌によりABO式血液型が作り出されたとされるわけです。
具体的には、A型やB型などの物質を形作る遺伝子が体内に入り、遺伝子移入の形で血液型が決定されるメカニズムです。
とても難しいですが、腸内細菌と血液型には深い関係があるんです。
02.血液型別でかかりやすい病気がある?
先ほどご紹介した糖鎖。
病気の元になる<細菌やウイルス>は、この糖鎖に取り付いて体内に侵入する事で、感染を起こし、風邪やインフルエンザなどの病気症状を引き起こします。
これが病気のメカニズムになります。
インフルエンザウイルスが人や鳥などに感染するのも、ウイルスと持っている糖鎖に同じものが存在する為です。
また私たち人間は血液型によって糖鎖が異なるので、血液型が異なれば、かかりやすい病気とかかりにくい病気が出てくるんです。
例えば、O型。
O型の人は、もっとも免疫力が強く、ガンや生活習慣病になりにくいとされています。しかし、胃腸や十二指腸潰瘍などになりやすいんです。
A型の人は、あまり免疫力が強くないので、ガンや生活習慣病になりやすいと言われています。特に、胃がんと唾液腺がんに注意が必要です。
B型は膵臓がんや口腔がんと糖尿病で、AB型は脳卒中と血栓症や冠動脈心疾患に、認知障害のリスクも高めです。
一番リスクが高いのはAB型の血栓症と脳卒中で、認知障害も他の血液型と比べて2倍近く高いんです。
このように、血液型でかかりやすい病気が異なってくるんです。
しかし、病気というものは人それぞれの生活習慣にも大きく左右されるため、血液型の遺伝性質でなりやすい病気がある。というところだけ気をつけたいですね。
そして、糖鎖は赤血球だけでなく、胃腸内の粘液にも含まれているんです。
赤血球の表面に血液の型を決める糖鎖がありますが、胃腸内の粘液にもこの物質が存在しているので、ここからも、血液型で異なる腸活が必要になることがわかりますよね。
03.腸内細菌がA型の血液をO型に変える!

世界では、腸の健康効果が注目されている中で、腸内細菌の研究が進められています。
まだまだ、知られていない事実がたくさんあるのですが、最近カナダの研究チームがヒトの腸内細菌において、A型の血液をO型に変換する酵素をもつ細菌を発見したんです。
輸血などでは、その人に合った血液型のものを使用しますが、使用される血液で適合性が最も高い血液型を知っていますか?
献血によく行く方は、ご存知かと思いますが、実は<O型>の血液が重宝され、A型・B型・AB型・O型の4通り、どの血液型に対しても輸血が可能なのが<O型>なんです。
そこで、どの血液型にも輸血できる<O型>の血液を、世界的に多い<A型>の血液から生み出せる方法を研究し、ヒト腸内細菌叢において、A型の血液をO型に変換する酵素をもつ細菌を発見できたんです。
特定の血液が足りない医療現場や地方の医療機関などで、ほかの血液型をこのような<万能タイプ>に変換する技術につながることが期待され、実用化するための研究がさらに進められています。
04.血液型別!身体の性質・腸活に合う食品

血液型は文字通り血液の型ですが、同時に身体の性質を変える要因にもなっています。
そんな血液型別で異なる身体の性質と腸を活性化する食品をご紹介していきます。
A型は農耕型といわれ、野菜や穀類の消化に適している一方で、肉類の消化は弱いとされます。
ほうれん草や玄米に大豆食品は合いますが、肉類や牛乳に小麦食品などは消化に適さない分、体脂肪になりやすい傾向です。
果物だとベリー系が好相性ですし、味噌や醤油など日本人のソウルフードといえる調味料もOKです。
肉類は鶏肉なら大丈夫ですが、それ以外は消化器に負担が掛かるので気をつけましょう。
鶏肉・うなぎ・ナマズ
羊肉・クジラ・はまぐり
B型は遊牧民タイプで、肉と乳製品や魚に野菜など、大抵のものは食べることができます。
ただし、肉は肉でも鶏肉と豚肉はNGで、小麦やとうもろこしにごまも相性がいまいちです。
豆だとレンズ豆、麺類はそばが不向きな血液型ですから、食事の際はこれらの食材に要注意です。
魚はサーモン野菜なら小松菜やケールが良好で、穀類やオーツ麦に玄米と、身体に良い食材との相性が抜群です。
羊肉・クジラ・はまぐり
豚肉・うなぎ・ナマズ
AB型は割と新しいタイプの性質の持ち主で、A型とB型のハイブリッドのような性質を併せ持ちます。
消化はあまり強くないので、いっぺんに大量に食べ過ぎると身体にお肉がついてしまいます。
その為、適度に運動して腹八分目を心掛けるのが健康と美しさを保つ秘訣です。
食材は野菜も魚もいけますし、肉は鶏肉を除けば後はOKですから、それほど選ばずに食べられるのは確かです。
マグロのような食材も合いますし、青魚やビールと相性が良いのも嬉しいところです。
気をつけるべき食材を挙げるとしたら、とうもろこしとごまに加えそばとコーヒー、そしてオレンジです。
牛肉・馬肉・こんぶ・そば・ぶどう
特になし
0型は狩猟や採集の肉食タイプで、他の血液型よりも強い消化酵素を持っています。
乳製品は不向きですが、肉は牛・馬肉を除けばほぼ食べられますし、小麦やじゃがいもを避ければ大丈夫です。
ブロッコリーと海藻やバナナ、牛肉にナッツと緑茶や枝豆は相性が良好ですから、なるべく積極的に摂りましょう。
筋肉は使えば使うほど鍛えられますし、筋肉の材料となる肉の消化が得意な方なので、しっかりと食べて身体を動かすのが正解です。
白インゲンやカリフラワーとオレンジは微妙なので、これらは摂り方に注意が必要です。
貝類・ごぼう・キャベツ・かぶ・りんご・サトイモ・しいたけ
牛肉・馬肉
また血液型で腸活に合わない食品というのは、それぞれの食品と血液型の間にある相性です。
血液型に異なった血液型物質が含まれているのと同様に、食品にも血液型物質が含まれています。この食品を食べることで、体内で<抗原抗体反応>が起こります。
この反応が多く起こり抗体が消費されることで、エネルギーが使われ、ダイエット効果がうまれます。
また腸を働かせるのに最適であり、腸内細菌を十分に働かせる事で腸の粘液を正常に作り、適切に栄養分を吸収する事で、毎日の疲労感を軽減し、免疫力を向上させ病気にかかりにくいカラダ作りに繋がる大切な要素になるんです。
05.血液型を参考に・・適切な腸活をしよう!



おもろ〜い!




しっかり腸活して、腸内細菌を増やす努力をしよ〜
あなたも自分の体質を知り、身体に向き合い、長期で健康な毎日を手に入れましょう!
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